幼児期の子どもの特性は、感覚器官を育てることによって知的発達が促され、自我が育成されていくと言われています。当園ではこの点に着目し、モンテッソーリの感覚教具を用いて指導に当たっています。

◎主な感覚教具ピンクタワー・円柱さし・色板・重量板・いろいろなパズル・ブロック・積み木など。

「幼児期は小さいが天才的な芸術家」と言われるように、豊かな感性と表現力を持ち合わせているのです。
保育者はこのような芽を育てる使命があります。幼児が日常生活の中で、美しいもの、すぐれたもの、びっくりするような心に残る出来事に出会った時、その感動を保育者も共感し、表現できるようにしています。
芸術的な基礎教育として、次のような点に力を入れています。

• 音楽リズム……歌・リトミック・楽器合奏・音楽鑑賞など。
• 造形遊び……砂遊び・粘土遊び・木工作・絵画・造形遊び・廃品工作など。

形や概念にとらわれないで、感じたこと、思ったことを、伸び伸びと素直に表現できるようにいています。

幼稚園教育は「環境を通して行うものであることを基本とする」と言う考えに基づき、いろいろな自然の素材や遊具などを用意し、自然との触れあいや身近な環境との関わりを深めるようにしています。

また、保育者や友だちと一緒に様々な活動を体験することにより、人との関わりを持つ力を育てていきます。